7月後半から8月は、お子様の夏休みに合わせて旅行に行ったり、ジムもお盆休みをいただいたりでトレーニングが中断されることがあるタイミングです。通常であれば週1回程度の頻度で定期的に通っていただいている方も、都合が合わずに数週お休みをされるなどトレーニングの間隔が何時もより空いてしまいます。
ただこのような生活の都合による中断は全く問題ありません。
むしろ普段は習慣的に筋力トレーニングをされてる方が、久しぶりにトレーニングをしたからこそ気が付くことがあるようです。
もの凄いキツイことをしているように感じていなくても大丈夫
習慣的にパーソナルトレーニングを利用し筋力トレーニングをしている方は、パーソナルトレーナーがあえて筋肉痛を生じるような意地悪なプログラムで実施してもらわない限り、酷い筋肉痛を生じることはありません。そのような方が数週間空けて、久しぶりに筋力トレーニングをすると、久しぶりに筋肉痛を味わう可能性が高くなります。
実際に利用していただいている方から以下の様な声を聞きます。
「当たり前にやるようになっていたからスゴイ大変とは思わなくなっていたが、トレーニングで使ったところが久しぶりにしっかり筋肉痛になった」
筋肉痛があるほどトレーニングの効果があるわけではありません。
とはいえ、使っていないところは筋肉痛にはなりません。普段からフォームを気にしてもらう際に「それはどこを使うため」と説明している部位と一致していることで、ご自身では当たり前になっていたトレーニングを筋肉痛という症状で実感していただけるようです。
筋力トレーニングが習慣化している方が、時々間隔が空ことは久しぶりに少しキツめの筋肉痛を経験することが、普段のトレーニングでもちゃんと体を使えていると、あらためて認識していただける機会になるようです。
久しぶりの筋力トレーニングの場合の内容は?
間隔が空いた期間、対象となる方に合わせて調整の幅は変わりますが、基本的にはお休みされる前の直近の強度やボリュームよりは減らします。間隔が空いた理由が、風邪や食当たりなどの体調不良によるものなのか、単にスケジュールの都合によるものかによっても調整します。
少し軽くしても、普段より筋肉痛を生じるのでより普段からやっていることに意味があることをより実感していただきるのかもしれませんね。
状況により内容の調整をするのもパーソナルトレーナーの仕事ですね。
習慣化できて当たり前になると忘れしまうことを思い出せるので、時にお休みもいいですね
習慣化しているからこそのお休みですが、習慣化すると当たり前過ぎて忘れてしまうことをお休みすることで思い出す機会になるのはいいですね。
ご自身でトレーニングをされている方の中には、休むつもりでいてもジムに行ってついトレーニングをしてしまう方もいると思いますが、時々計画的にお休みを入れるときっと色々気が付くことがあると思いますよ。