パーソナルトレーニングを受けていただいている方からのトレーニングに関するご質問を受けた場合、基本的には何でも答えることも、パーソナルトレーナーの役割です。
とはいえ、質問の内容と聞かれる方の意図によっては、意味がない質問があるのも事実です。
その代表的なものが以下の2つ
- 「4スタンス理論」「初動負荷トレーニング」「XX式」など、特定の団体、ジム、トレーナーが実施している独自のトレーニングや運動の理論についての質問
- スポーツ選手、モデルなど有名人のYouTube,TV,SNSなどでみたトレーニング
なぜ、そうなのかを説明します。
そのジムで実施していない独自のトレーニング理論・メソッドについて聞かれること
あくまでGlimSCのパーソナルトレーナーオザワの場合ですが、
「4スタンス理論」「初動負荷トレーニング」「XX式」など、特定の団体、ジム、トレーナーが実施している独自のトレーニングや運動の理論などについて質問をされることです。
上記のような質問にも、答えることは可能ではあります。
では、なぜ質問の意図によっては聞いても意味がないとまで言うのには理由があります。
質問されたパーソナルトレーナーがその理論で実施していないということがほぼ答え
質問されたパーソナルトレーナーが、そのトレーニング理論やトレーニング方法を良いと考えていれば、その方法を取り入れているはずです。これがほぼ答えですが、その答えに至るには以下のような背景があります。
根拠にとぼしい
取り入れない1番の理由は、根拠に乏しいです。
トレーニングについては多くの科学者が研究をしています。
研究の中には、習慣的に実施されていることが本当に適切なのかを調べるものもありますが、独自の理論というのは、提唱している人、団体以外の第3者による研究、テスト、評価を受けていません。
評価を受けているものと受けていないもの他人に実施するなら
A:多くの理論と実績により信頼性が高い機械
B:独自の理論で実績に乏しく理論にも疑問がある機械
あなたは、AとBという商品の2つを売ることが出来る立場だとします。
その時に、お客さんAとBで迷っていると聞かれたらどちらをお客さんに薦めますか?
Aではありませんか?
自分で興味からBを試すことはあるかもしれませんが、Aをわざわざ薦めることはないですよね。
パーソナルトレーナーも同じです。
答えに困るのは、肯定も否定もし難いから
では、なぜ困るのでしょうか?
根拠を元に否定も肯定もできない
1つ目の理由は、多くの第3者が研究の対象としていないということが根拠とも言えなくはないのですが、研究をされていない以上、完全な否定をすることもできません。
そして、人間関係や心理的も、答えたとしても誰にもメリットがない可能性が高いからです。
質問した人がその理論をやってみたいと考えている場合
質問した方がその理論を肯定的に考えていて出来ればやってみたいと考えている場合、これからトレーニングを指導を受けるパーソナルトレーナーにその理論を否定されたとしたら、どのような感情を抱きますか?
誰にも意味がないと思いませんか?
有名人(スポーツ選手・芸能人など)が実施しているトレーニング
テレビ・Youtube・SNSで見た、有名人(スポーツ選手・芸能人など)がトレーニングをしているのを見て、その良し悪しを聞かれても答えることができないケースも多いです。
直接見る、背景が分からないと評価は難しい
自分の目で見ない限り、どのような運動をどのような考えや背景の元で実施されているか本当のところは分かりません。他所で実際に経験されたお話の場合でも、いただいた情報だけではどんな会話や状況でおこなわれたかまでは分からないのであくまで想像でしか答えようがありません。
特断片的な情報を元に、否定的な意見をワザワザ言うことは避けたいです。
ですから同じような質問でも、オザワだったら以下のように聞いていただけると答えやすいです。
なぜ「XXトレーニング」をしてくれないのですか?
このような質問であれば、他所のことではなくオザワの考えを話すことができますし、今実施しているトレーニングの意味も説明することもできます。
その人に最善と考えているトレーニングをおこなっていただいている
大前提としてGlimSCのパーソナルトレーナーに限った話でなく、カウンセリングの内容や体力などに合わせて、そのパーソナルトレーナーが最善と考えている内容をすでに提供しているはずです。
むしろ、あなたが興味のある運動を提案した場合に、何の考えもなく「じゃあ、それをやりましょう!」という様な対応をされたら、今までしてきたことは何だったのだろうと疑った方が良いくらいかもしれません。あっさりと要望を聞いてくれて、トレーニングの方法を変えてしまうならそちらのほうが問題だと思います。
それでも、パーソナルトレーニングは本当に利用している方のためだけに時間を使えますから、納得されないまま今の方法だけを実施するのではなく、実際に利用されている方が興味を持った違う方法でもやってもらうことで、今の方法でやっている理由をあらためて理解をしていただくというのはありですね。
