先日の定休日を利用して、エアコンの入れ替えを実施しました。
GlimSCは陽当たりがよく室内が明るいのは良いのですが、夏は西日の影響を受ける環境です。
この数年の真夏の午後は”快適な室内でトレーニング”というには、心苦しい室温になっていました。
そのため壊れてはいませんでしたが、10年以上使用しているため壊れることも想定し、昨年の夏の終わりから検討をしていました。

室内機の取外し

室外機の搬出

取り付けを待つ新しい室外機
トレーニングジムの推奨温度を保てなくなってしまった
トレーニングジムの推奨温度は、22〜26℃もしくは20〜22℃の範囲が適温という報告がありますが、GlimSCの環境の場合、その範囲に近い20〜25℃の間が体感として快適にトレーニングができる環境です。
昨年の夏の午後は室温が30℃になってしまう日が
昨年の夏の午後は、推奨範囲を大きく超える30℃になってしまう日が数日あり、25℃以上が当たり前になってしまいました。これはオープンした頃にはなかったことです。
このような状況になったのは
- 10年前より暑い日が増えた?(感覚的なものです)
- エアコンの能力に余裕がない
- エアコンの経年劣化(2011年製)
この3つが重なったと考えました。
とはいえ、1の10年前より暑い日が増えたかは事実がどうであれ、自分でコントロールできることではないのでエアコンの能力に余裕がないこと前提に検討をしました。
エアコンの能力に余裕がないのでは
オープンから使用していたエアコンの能力は3馬力です。
まずは、劣化だけではなくそもそも論としてエアコンの能力に余裕がないと考えてサイズを大きくすることを考えました。
感も大切ですがそのベースに客観的な指標が
3馬力から4馬力などサイズアップを変更を前提に相談をしたところ、最初にきた業者さんは”解消はできないかも?”と言いながら、4馬力のまま室外機の環境の改善を含めた提案をしてくれました。
業者さんのプロとしての経験則は重要ですが、解消できないのは困るし、選定の過程もスッキリしないので別の業者さんにも相談しました。
空調負荷計算をベースに考える
次の業者さんが根拠にしたのは空調負荷計算でした。
熱負荷(W)=単位熱負荷(W/㎡)x部屋の面積(㎡)
この計算式によりどれだけの熱負荷が必要かを求めて、エアコンを選定します。
単位熱負荷ですが、同じ広さでも飲食店と普通の事務所では熱源も人の出入りも当然違います。
そのためエアコンメーカーが業種別の標準的な数値を持っているのでその数値を参考に計算をします。
GlimSCの条件は、以下の通り。
広さ約43㎡
南と西の70%が窓、遮光対策済み
そしてトレーニングをする環境ということを考慮して考えました。
その結果、業者さんの推定する単位熱負荷(W/㎡)は300〜350程度
これは食堂などと同程度という数字です。
適正な能力はこれまでのエアコンの倍
単位熱負荷は300〜350と推定されるので、ここでは325として先ほどの計算式に数字を入れてみます。
熱負荷13,975(W)=単位熱負荷325(W/㎡)x部屋の面積43(㎡)
熱負荷13,975(W)という結果となりました。
エアコンの能力はカタログには(kw)で記載されていますので単位を揃えます。
熱負荷は、約13,975(W)は約14kwということになります。
エアコンの能力を確認する
カタログの能力(kw)と照らし合わせてみます。
5馬力:12.5(kw)
6馬力:14(kw)
この結果から6馬力を選びました。
エアコンの選定もパーソナルトレーニングも根拠と経験
今回のエアコンの選定には、経験と計算の両方を用いました。
今までの3馬力を使用していた時の経験から能力不足の状態になっていること自体は明白でしたが、では4馬力とワンサイズ上げることが適性かという判断はそれだけではできないため、空調負荷計算を用いました。
ただ、この計算でもポイントなる単位熱負荷は、エアコンメーカーの経験から推定した数字を用いています。
つまり、今回のエアコンの選定は、GlimSCの環境という個別の経験とメーカーの過去の経験を用いて計算をしましたが、これは根拠と経験を組み合わせた判断をしたということになります。
パーソナルトレーニングも根拠と経験
パーソナルトレーニングも科学的に現在最も適切と考えられる方法をベースに、個別の事情に合わせて調整をしているのは同じですね。
最初の業者さんは、経験だけ。
次に相談した業者さんは、根拠と経験を組み合わせた提案をしてくれました。
パーソナルトレーナーの場合も、後者の考えの方が良いですよね。
まずは、この計算通り今年の夏が過ごせることを期待しています。
