「トレーニングをしよう!」と決めたら行動に移す時、体を動かすことが当たり前の1部の方以外は”気合い”が必要ですよね。パーソナルジムを探している方も多くもそのような方で、申し込みをされる際は気合を入れて申し込むボタンをポチィとしているのではないでしょうか?
とはいえ、気合やモチベーションは必要ですがそれを支えるものが無いと失速しがちです。
今回は、少なくない数の継続できそうな人、できない人を見てきたパーソナルトレーナーの視点から、失速しないための工夫について書きます。
ジムに申し込む時点で、少し先までトレーニングのための時間の確保をしておく
ジムに申し込む時点でその日だけではなく、理想は1ヶ月、どんなに難しくても翌週までのトレーニングのための時間の確保をしておくことをお勧めします。
自転車に乗る時のことを思い浮かべてみましょう。
最初の漕ぎ始めが1番力が必要ですよね。でも1回だけでなく右、左と少し少漕ぎ続けてスピードが乗ると平なところなら漕ぎ続けなくても進めるようになりますよね?
やる気だけに頼らず、先延ばしを防ぐための手段
トレーニングを習慣にするために1回目がカウンセリングとしたら、2回目以降のトレーニングの日まで、申し込みをする時点で時間の確保を考えましょう。
今まで頭のスミにトレーニングが気になっていても、実施の行動には移さずに先延ばしにしてきた歴史があると思います。それを防ぐのは、最初から数回先までの予定を入れることです。
トレーニングはそもそも1回で考えるものではありません
”トレーニング”という行為が、そもそも1回で考えるものではありません。
長期の視点に立った上で、数ヶ月、数週間という単位で実際に実施する内容を考えます。
予定の確保をしていただけないと内容が決められない
パーソナルジムでも「あなたが気が向いた時でOK」のような表現で通いやすさ、利用のし易さをアピールしているとこもあるようなので”多分”としましたが、少し先までの予定が分からないと数週間先の目標とそのための内容も決めることができません。
頻度の目安は少なくとも週1回、だた出来ない理由になりがち
自分でトレーニング、パーソナルジムでパーソナルトレーナーを利用する、そのどちらの場合も週に1回は原則です。この原則をトレーニングを継続出来ない理由にしてしまう方もみてきているようです。
念の為書いておきますが、できない週があるのは全く問題ありません。
自転車も1回スピードが乗れば少し漕がなくても進みますよね。
トレーニングの成果も長期的にみた場合、全く影響ありません。休む必要がある時に無理をして、結果的にトレーニングが続かなくなることが1番のマイナスです。
少し先の時間確保を躊躇・負担に感じる方は焦らなくても良いと思います
トレーニングをする必要性を感じていても、「時間の確保を躊躇・負担に感じる」そのような方は、焦る必要はないかと思います。
機が熟すのを待ちましょう
続けることが出来る方の多くはその方のタイミングで「機が熟して」いたのだと思います。
トレーニングはそもそもやらなくても、今日や少なくとも明日の生活に影響を与えるものではありません。
やらない自分に「嫌悪感を感じたり、意思が弱い」と悩むのは時間がもったいないのではないです。
その時が来たら、まずは時間を確保しジムの申し込みをされると良いと思います。
最近のこと
先週の記事の最後に「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」の告知映像のことを書きましたが、今年(初回)のシンボルがYMOで細野さんがスピーチをしていました。メンバーの他の二人のことにも触れていましたが、その表現がまた細野さんらしいユニークさを感じました。(オザワが子供の時に初めて買ってもらった音楽の”テープ”がYMOのベストなのです)