パーソナルトレーニングを受けられる方の中には、日常生活を快適に暮らすことを妨げる体の不調(腰痛・膝痛・肩こり)などを改善するために利用する方も少なくありません。
今回はそのような方が改善のために、何が必要かについて書きます。
トレーニングとトレーニングから日常生活の動作への展開
次の両方があって改善につながります。
- トレーニングで身体能力(筋力・柔軟性・体の使い方)を改善・向上
- 日常生活の動作を見直し、トレーニングで改善した体で作り直す
そもそも慢性の違和感などの要因の多くは、
日常の動作が適切な動作で行えていない!
歩く、座る、荷物を持つなどだけではなく、日常生活で誰に教えてもらうでもなく繰り返し行う全ての動作に、適切でない動きがあること要因であることが少なくありません。その場合、あえて筋力トレーニングをしなくても「動作を見直す」という意味のトレーニングだけで改善できる場合もあります。日常生活の動作を見直すという行為も広い意味ではトレーニングと考えていただくと良いと思います。
日常の動作を改善しようとしても考えたようにできない!
ご自身の動作にどうやら問題があることに気がつかれて直そうとしても、その通りに「できない・難しい」ということもあります。こんなときは、体の能力に何か不足があるために、イメージした考えた動きができない可能性が高いです。
トレーニングで体を改善することが最初のステップ
日常の動作を改善しようと思ってもできない。
その原因の1つが身体能力にありそうだ。
こんなときがトレーニングの出番です。
身体能力などというと何を大袈裟なと思われる方もみえるかもしれませんが、特別な筋力や柔軟性などではありません。日常生活の動作を適切に行うために必要な何かです。日常生活の動作だと、本来の使い方で体を使わなくても他の使い方でもとりあえず目的の作業は完了できてしまうために問題に気が付きにくところが問題になります。
トレーニングで日常生活での適切な動作ができるように体が変わってきたら次のステップです。
日常生活の動作をトレーニングで動くようになった体を使い修正する
分かっていてもできなかった姿勢・動作が行えるようになっていることを活かして日常生活での動作を修正します。ここまで行けば、あとは繰り返し気にして行うことで習慣にすることで改善はできるはずです。
トレーニングは体の引き出しを増やす
トレーニングは筋力・柔軟性・動作など基本的な体の能力を向上させる行為です。
車など機械に例えると性能を向上させることになります。
ただ、車や機械の性能や耐久性が向上しても最後は使う人次第ですよね?
ちなみにスポーツをされている方も全く同じです
今回の記事では日常生活で書きましたが、スポーツでの動作も考え方は同じです。
単純に競技の練習が少なく上手にできないのか、体の能力不足かということです。
今回はここまでです。
次回以降で、トレーニングをしていてもなかなか改善に繋がらない人のよくある認識の間違いを書きたいと思います。
高橋幸宏さんとも繋がりのある鮎川誠さんまで・・・。
名古屋市昭和区・瑞穂区桜山パーソナルトレーニングスタジオGlimSC
パーソナルトレーナー:オザワ