パーソナルジムを探している方なら、トレーニングではフォームが大切なことは既に知っていると思います。
今、パーソナルジムを探している理由が、自分でやっても「これで出来ているのだろうか?」と不安だからという方もいるのではないでしょうか?
フォームが重要なのは間違いはありません。
ですが、実際のトレーニングでは正しいフォームを知っているだけでは成り立ちません。
正しいフォームでトレーニングを実施するための”適切な考え方”ががないと、実際のトレーニングでは無駄に悩むことになります。悩んでばかりで体を動かさなければ成果を得ることも出来ませんよね。難しくて不安で成果がなければ、最後はトレーニングを継続する意欲もなくなってしまうでしょう。
これでは本末転倒ですよね?
今回は、そのようにならないために、知って欲しいことを説明します。
それは、何事も「理想と現実」があるように、トレーニングのフォームの「理想と現実」です。
適切なフォーム(現実)と完璧なフォーム(理想)と理解する
適切なフォームを現実
完璧なフォームを理想
そのように考えると理解しやすと思いますので、この記事の中ではそのように表現します。
そもそも完璧なフォームではできない内容をトレーニングでは実施している
大前提としてトレーニングは、楽々ではなく努力をしないと出来ないことをしています。
何も考えずに何回やっても出来るような内容では実施しません。
(今回の本題とはそれますが、トレーニングと日常での簡単な運動との違いでこの辺りの区別も必要です)
トレーニングの原則に「過負荷」「漸進性」というものがあります。
「過負荷」は、現在のあなたが出来る(適応している)強度よりも強い強度でおこなう。
「漸進性」は、長期的に少しずつ強度を高くしていく。
この2つの原則に従ったトレーニングの内容(メニューとかプロブラムと呼ばれる)を実施します。
「出来る→完全に出来ない内容→出来る」を繰り返す
具体的にどのようなことかというと、強度を少しずつ高めていく以下の流れのように進めます。
現在 | スクワットを自分の体重だけで5回x3セットを完璧に出来る |
トレーニング1週目 | 回数を8回にすると3セット目の最後の2回でミスをする |
トレーニング2週目 | 8回x3セットが問題なく出来る |
トレーニング3週目 | 8回x3セットが問題なく出来る |
トレーニング4週目 | 20kgのバーベルを使い5回x3セットを実施すると、 どのセットも5回のうち2回はミスをする。 |
↓ ↓ | |
トレーニング7週目 | 20kg5回x3セットが問題なく出来る |
トレーニング8週目 | 30kgに重量を増やし5回x3セット、5回のうち2回はミスをする |
表の緑の文字は適応(出来る)負荷で行っている週です。
出来るなら強度を増やし、増やした強度でも出来るようになったら、強度を更に増やす。
これを繰り返します。
つまり・・・。
理想通り出来ない週があるのが当然、それがトレーニング!
つまり、理想を知りほぼ出来るようになったらそこに安住せずに次の課題に取り組むのがトレーニングです。
ですから、思うように出来ない週があるは当然です。
”適切”という考え方
今の自分にとって無理ではないけれど、少し難しい課題に取り組んでいるのだから少しのミスは生じるのは当然ですよね?このミスを含めて適切に判断したフォームが適切と考えてみてはどうでしょうか。
怪我の不安を感じるミスは絶対にNG
1つだけ言えるのは、シンプルに怪我の不安を感じるミスが生じる場合はNGです。
許容できる範囲のミスではありません。
その場合は、正しいアドバイスをしてくれるパーソナルトレーナーなどに確認してもらうことをお勧めします。
まとめ
トレーニングは今のあなたが楽々出来ることをずっと続ける運動ではありません。
より成長するために、少し強度を増やすからこそミスが生じることもあるのがトレーニングです。
ですから少しミスをした時は落ち込むのではなく、
”今”私はトレーニングをしている!
出来ることで満足せずに、次の課題に向けて頑張っている自分を褒めてあげれば良いのではないでしょうか?
2週間ほど前に栄を歩いていたら・・・無条件に体が反応してしまう音が!
BOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)「KICK IT OUT」が聞こえてきました。
どこからかと辺りを見回すと、オーロラビジョンに「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」の告知映像が流れていました。
オープニングテーマだったようですね。