他の運動(ヨガ・ピラティス・体幹トレーニングなど)の長所を説明するための、こんな説明をみかけたり聞いたりしたことはありませんか?
筋トレのように無理な負荷をかけない運動
「筋トレのように無理な負荷をかけない運動」という文章、よく使われていると思います。
もしかした、あなたも疑うことなくそのようなイメージをもっていませんか?
でも、本当にそうでしょうか?
無理な負荷をかけるとは?
「筋トレのように無理な負荷をかけない運動」を、筋トレの評価として言い換えると「筋トレは無理な負荷をかける運動」になりますが、そもそも”無理な負荷”とはどんな負荷なのでしょうか?
ポイントは”重い=無理な負荷”なのか?
”重い”と”無理な負荷”は同じ意味でしょうか?
確かに同じ意味だと考えるのなら、「”重い”ものを持ち上げる筋トレ」は「”無理な負荷”を持ち上げる筋トレ」となります。
でも、イメージで”重い”と”無理な負荷”が同じくらいの認識なら、その前提から考えてみる必要がありますよ。
”重い”=”主観”
重いという表現について1つ確認したいのは、それは多くの場合、イメージや主観であるということです。
50kgという重さが、あなたにとっては持ち上げることが出来ない位重くても、他の誰かにとっては軽いということがありますよね。
ですから、”重い”=”無理な負荷”という考えは少し安易ではないでしょうか。
それとは別に、不意に足の指に落ちてきたら怪我をする重さというのは、個人差が少ないかと思います。
筋トレの場合の重さは、状況によってどちらにもなりうるというのがポイントです。
適切な筋トレは重さをコントロールする
筋トレのポイントは負荷をコントロールすることです。
適切な筋トレは、負荷を適切にコントロールして実施します。
コントロールされた重さは、無理な負荷ではない
重さをコントロールして実施するということは、その負荷は無理な負荷ではないということです。
それは、感覚だけで決めた重さではないということです。
重さをコントロールする基準がある
重りをコントロールするための基準があります。
その1つは適切なフォームの範囲で実施できることです。
適切なフォームが出来る重さは、無理な重さではありません。
なぜなら、適切なフォームは、怪我などが生じるリスクが低いフォームだからです。
筋トレは負荷の重要性を生かし、その扱いを大事にしている運動
筋トレは多くの場合、重りという負荷をもちいます。
ですから、負荷があることが前提のため、負荷に対する適切な考え方が出来上がっている運動です。
つまり
筋トレは無理な負荷をかける運動ではなく、負荷の重要性を生かし、その扱いを大事にしている運動です!
重さの設定を間違えた時、それは無理な負荷と言います
適切なフォームを理解し実施できることが前提の筋トレで、重さの設定を間違えると、それは無理な負荷となるわけです。
無理な負荷を用いている時点で、適切な筋トレではないということですね。
まとめ
「筋トレのように無理な負荷をかけない運動」という文章を見かけたら、筋トレを知らない方が書いたと考えて間違いです。また、筋トレを引き合いに出して、他の運動のメリットを書いていることは筋トレだけではなく、その方が優れていると考える運動も理解していない可能性が高いと考えた方が良いです。
なぜなら、ジャンルは違っても運動を指導している人が、筋トレの基本的な部分を間違えて理解している時点で、その運動を適切に理解されているとは考えにくいからです。
名古屋市昭和区・瑞穂区(桜山・御器所)の継続し向上するパーソナルジム
オザワトシヒコ
