「筋力の向上・維持」の必要性は、スポーツ選手に限らず、多くの人が関心を持っていることだと思います。
ですが、その「筋力の向上・維持」に最適であるはずの「筋トレ」への理解はまだまだではないでしょうか。
筋トレは怖いという印象はありませんか
筋トレが理解されていないと考えられる理由の1つに、「筋トレは怖い」という印象を持っている方がみえるということがあります。というのも筋トレを正しく理解されていれば、「お化けが怖い」のような「筋トレが怖い」という不安を感じることはないはずだからです。
とはいえ、怖いものは怖いと思いますので、なぜ「怖い」と不安を感じるのかを考えてみましょう。
なぜ筋トレは怖いという印象を持たれるのか
なぜ、筋トレは怖いという印象を持たれるのか、それは以下のような理由が多いのではないでしょうか?
- 重い物を無理して扱うので怪我が心配
- 精神的にも追い込まれるくらい頑張る必要がある
- 筋力以外の能力(柔軟性、敏捷性、瞬発力など)が低下する
重い物を無理して扱うので怪我が心配
確かに、筋力トレーニングは、必要に応じてバーベルやダンベルなどの重い物を使用します。
ですが、
- 必ず重りを使う必要はない
- 重りは、怪我をしないフォームで実施できる重さであることが大前提
初心者の方や重りという負荷を扱える体力のない方が、最初から重りを使う必要はありません。
精神的にも追い込まれるくらい頑張る必要がある
これはバラエティや1部の体育会系の人達が作った間違えたイメージです。
トレーニングの原則には過負荷と漸進性という原則ありますが、これはトレーニングをしている人の成長に合わせて、負荷を増やす、その際は少し順を追って増やすという意味で、追い込むとイメージされるものとは違います。(楽とは言っていません)
もちろん、どこまで追い込むではなく普通に頑張れるのかという境目は人によって違います。
また、全ての方にとって楽をして出来るではないかもしれませんが、精神的にも追い込むことを前提に頑張る必要はありません。
筋力以外の能力(柔軟性、敏捷性、瞬発力など)が低下する
スポーツをされている方だけではなく、見た目よりも運動機能に関心が高い方が気にされるのが、筋トレは、筋力は向上するけれど、柔軟性が低下(体が硬くなる)、敏捷性&瞬発力が低下(体が重くなる、キレがなくなる)などの不安を感じる方がいるようです。
でも、その心配はありません。
筋力トレは、柔軟性、敏捷性、瞬発力を向上させることが可能です。
ただ、その内容がそれらの目的である必要があります。
スポーツのための筋トレという明確な目的があるのであれば、ボディビルやボディメイクと言われる見た目のための方法とは違う考え方があることは知っておいてください。
筋トレを避けることが最大の機会損失
間違えた認識を元に、筋トレを避ける、開始を遅らせることは、最大の機会損失になります。
筋トレで成果を上げるには時間が必要
トレーニングは少しずつ積み上げていきます。
そのため、成果を明確に実感できるような状態になるには、一定の時間が必要です。
何歳からでもいつからでも始めることはできますが、先送りするほど、その時間を失うことになります。
一般の方の場合は、始める時の体力レベルがその後に影響を与えることがあります。
早めに始める方が、無理なく出来ることが多いため、成果に繋げやすい可能性が高いからです。
特にご自身が考えているよりも出来ないことが多いと、不要な挫折につながり結果的に継続を妨げ、取り組むことの先送りにつながります。
スポーツ選手であれば、結果を残す必要がある期間にパフォーマンスが上がらなければ、結果的に現役でいられる時間を短くする可能性があります。また傷害のリスクを減らすという成果は、怪我で競技を辞めることを遠ざけるだけではなく、引退後の生活の質を保つことにも役立つでしょう。
まとめ
筋トレを避ける方は、まずは筋トレを正しく認識していただくことが必要かと思います。
筋トレを知れば怖くない
筋トレは怖いものではありません。
そして、筋トレの方法も目的、体力レベルに合わせた適切な方法があります。
ネットを含め多くの情報は、そういった点も整理されておらず、SNSなどでは不毛な議論も見かけることもありますが、そのような情報に振り回されないことです。
実際にやってみて怖いと感じた場合は、直ぐに筋トレが怖いと結論を出すのではなく
- 筋トレの方法を間違えていないか
- 原因は筋トレではないのではないか
を、立ち止まって考えていただければ、お化けが怖いというような怖がり方をする考えはなくなるはずです。
