パーソナルトレーニングのカウンセリングで教えて欲しいこと（3）

前回は「過去〜現在」のあなたがパーソナルトレーニングを利用しと考えるに至った経緯を教えて欲しいという話でした。

パーソナルトレーニングのカウンセリングで教えて欲しいこと（2）

今回はパーソナルトレーニングを利用することで変えたい「未来」の話です。

何のためにパーソナルトレーニングを利用しようと考えましたか？

「何か」のために身体的な能力などの向上、改善したいと考え、その手段としてトレーニングを選ばれたかと思います。そしてただトレーニングをするのではなく、パーソナルトレーニングを利用してみようと思われたかも合わせて教えていただければと思います。

まず「何か」をお話ください。

「トレーニングの目的」とあらためて質問をされると、ご自身の思いを伝えるのは難しかったり、時には恥ずかしいと感じてしまう方も少なくないかと思います。

カウンセリングの場は自分の考えと気持ちを、整理・確認する機会

カウンセリングはパーソナルトレーナーに「トレーニングの目的」やそこへの思いを話ていただく機会ではありますが、第３者に話をすることで、ご自身の考えと気持ちを整理・確認する機会でもあるかと思います。

特に

「1つに決められない！」

「パーソナルトレーニングが流行っているみたいだからやってみたい。」

（ＣＭ流しているところより安いし。）

このような方も、そのまま話をしていただければ何が自分がトレーニングでしたいことなのかが分かるかもしれません。

もしかすると、あなたは現時点ではトレーニングは「無理にしなくても良い」という結論になるかもしれません。

困っていること、実現したいことを素直に伝えてください

専門的な用語を無理して使う必要はありません。
あなたにとって直接の動機ではないことを無理に言わなくても大丈夫です。

山登りを元気にしたい
子供を車に乗り降りさせるときに腰に不安を感じる
テニスで強いサーブを打ちたい
ゴルフの飛距離を伸ばしたい

のように、「あなたのいまの状況」、「よくなりたいこと」を、そのまま書いていただければと思います。

参考となる画像や自分の画像や動画をみせていただくのもありです

言葉で説明が難しければ、雑誌、写真、動画などをお持ちいただくのがよいと思います。

あなた自身がおこなっているものでもよいですし、そうでなくてもかまいません。自分がこういう動きが苦手とか、そのスポーツの動作が伝わりにくそうなものとかスタイルなど、言葉よりパーソナルトレーナーに見せたほうが早そうな内容のものは、そういった方法もありますよ。

必要なところをパーソナルトレーナーが掘り下げます

パーソナルトレーナーが書いていただいた内容を確認し、もう少し教えて欲しい部分を質問をさせていただきます。それに答えていただくやり取りを繰り返すことで、あなたが何のためにトレーニングでするのか、そのために何をする必要があるのかがみえてくることで、パーソナルトレーナーがトレーニングの提案をすることができます。

続きは次の記事で。