GlimSCでは、初めてトレーニングを受けていただく際に必ず確認することがあります。
それは、現在、体のどこかに違和感があるか、また過去に怪我の経験があるかということです。
そして、その違和感や怪我が、医師の診断によるものか、自己判断によるものかを合わせて確認します。
というのも、今回感じている違和感や怪我が、実は以前から存在していた疾患が顕在化したものであったり、別の疾患が原因であったりする可能性があるからです。
パーソナルトレーナーは診断はできない
パーソナルトレーナーが診断をできないことは、誰もが知っていますよね。
私が説明をする必要もないかと思いますが、まずは自分のことですし、全てのパーソナルトレーナーが自分の仕事の範囲を考えて話をしているとは限りませんので、念のために書いておきます。
パーソナルトレーナーができるのは運動のフォームの修正
パーソナルトレーナーが痛みや違和感に関連してできることは、運動のフォームが適切でない場合に生じる痛みや違和感への対応です。あくまで運動を適切に実施していただくためのサポートです。
「接骨院・鍼灸院でみてもらいました」は自己判断と同じ
パーソナルトレーナーがよく聞く話として、「接骨院・鍼灸院でみてもらいました」というのがあります。
でも、これはパーソナルトレーナーの立場からすると、実質的に自己判断をされているのと変わりがありません。
接骨院・鍼灸院は診断はできない
痛みの原因が何であるかを診断できる権限を持っていません。
もちろん多くの怪我をみている経験から、おおよその判断はできる方がほとんどかとは思います。
ですが、診断はできません。
そのため、第3者であるパーソナルトレーナーの立場からは、診断できない人(接骨院・鍼灸院)の意見を自己判断で採用していると理解するしかなくなります。
診断は医師が担当すること
診断は、医師の役割です。
これは、単なる法律上の問題だけではありません。
痛みや違和感の要因は、主訴、動き、外から見て分かる情報だけで判断が出来るとは限りません。
体の中がどうなっているのかまで、見ることができる必要があります。
特に問題はないかもしれません
医師の診断により、医師でなければできない治療は何もないかもしれません。
でもそれで良いのではないでしょうか?
大きな問題がないと確認できること自体が重要ですよね。
まとめ
現実として、どんな些細な痛みや違和感であっても、医師の診断を受けてくださいと言うことではありません。
ただ、診断できない立場の人間が診断のようなことをし、それをご自身で判断して同意するまでは、当事者同士の問題です。ですが、この判断に第3者であるパーソナルトレーナーが絡むと話は違ってきます。
運動が原因にされやすく、運動を避ける引き金になりかねない
診断する立場にない方の判断が結果的に診断のような形になり、それに同意した方が、パーソナルトレーニングを受けるケースで、運動の後に痛みなどが悪化した場合どうなるでしょうか?
パーソナルトレーナーが今回のような点を主張せざるを得ないのは、トレーニングなどの運動が明確な理由がない場合でも原因とされるケースが残念ながらあるからです。
その結果として、運動が怖くなり、運動を避けるようになることが最大の損失です。
もちろん医師が絶対に間違わない適切なアドバイスをしてくれるとも限りませんが、診断は医師しか出来ないと言う原則は、忘れないでほしいです。
