「スクワットは膝が痛いのでできない」
「スクワットをしても膝が痛くならないように膝を強くしたい」
GlimSCがオープンした約10年前から今に至るまでよく受ける相談の1つです。
スクワットが膝が痛くなる運動だと考えている
ご自身の経験を元に、「スクワットは膝が痛くなる・負担がかかる運動」という前提の悩みです。
スクワットをしようとしても膝が痛いのでは出来ません。
どうしたらよいのか困りますよね?
痛くならないために膝を強くしたい
「痛くなるから出来ない」と諦めてしまう方もいますが、膝を強くすることでスクワットができるようにしたいという考えを持つ方もいるようです。このような方の場合、沢山歩いたり、走ったりするなどスクワット以外でも膝が痛くなる経験から、痛くならないためには強くする必要があると考えられるようです。
でも、そもそも論として”スクワットが膝が痛くなる運動”という前提が間違えていませんか?
スクワットは膝が痛くなる運動ではない
スクワットは膝が痛くなる運動ではありません。
とはいえ、スクワットをすると膝が痛いという方が沢山いるのも事実です。
膝が痛くなるのはフォームが適切ではない=スクワットに似た運動をしている
スクワットで膝が痛くなるという方は、フォームに原因があると考えてください。
スクワットに似た運動をしているだけあって、本来のスクワットではない運動をしているわけです。
膝が痛くなるのはスクワットのせいではなく、スクワットに似た運動をしているからです。
必要なのは膝を強くするではなく、適切なフォーム
膝が痛くなるのはスクワットのせいではありません。
ですから、膝が痛くならなくするための解決方法は”膝を強くする”ではありません。
まずは適切なフォームを知ることから
スクワットで膝が痛くなるという方に必要なのは、まずは適切なフォームを知ることです。
知ったらそのフォームでやってみることです。
知るのと出来るのは違う、出来るようになる過程
知ったから出来るか出来ないかは個人差があります。
何回か練習をすれば完璧でなくても、膝が痛くなる”似せスクワット”ではないレベルで出来る人もいれば、似せスクワットが体に染み付いていて、どうやっても出来ないという方もいると思います。
その場合に無理に練習を続けると、適切ではないフォームでやり続けるために”膝が痛く”なってしまいます。
そのような時は1回立ち止まりましょう。
出来ない場合は、適切なフォームで出来る体づくりから
直ぐに出来ないと”やっぱり膝が弱いせい?”と考えてしまう人もいますが、そうではありません。
スクワットから1回離れて、適切なフォームの真似が出来ない要因となっている部分を改善する別の運動を取り入れることが膝に負担をかけ続けて練習をするよりも、リスクが少なく効率が良い方法です。脚の膝以外の関節である股関節などを適切に使えない結果、膝に負担をかけ過ぎていると理解しましょう。
必要なのは、急がば回れという考えですね。
まとめ
スクワットは膝が痛くなる運動ではありません。
膝が痛くななったり違和感が生じる場合は、スクワットに似た適切ではない運動をしていると理解してください。
その時に膝の痛みと引き換えに太腿の前の筋肉には効いているから、これで良いはずだとは考えないでください。
痛みと引き換えにしなくても、スクワットの効果は得ることが出来ますよ。
フジロックの配信で羊文学を見ました。
やっぱりいいですね。