スクワットの深さについて、どの位が適切か気になったまま何となく実施している人はいませんか?
SNSやトレーニングをしている人から話を聞いても、人によって違う、また自分には出来ないというケースもあるかと思います。そんなスクワットの深さについて考えてみましょう。
ちなみにスクワットの深さとは?
地面とお尻の近さ、太腿が床と平行位、お尻が踵に付くぐらい、など表現の仕方は色々あるかと思いますが、しゃがむ大きさを表しています。
スクワットの深さに絶対的な正解はあるのか?
スクワットの深さについて考え方の基本は「1人1人の事情によって違ってもいい」です。
トレーニングは、その人の能力を少しずつ、継続して向上させるための運動です。
時間の経過、能力の向上合わせて負荷を変化させますし、能力を向上させるために負荷を変化させます。
深さは負荷の変化の1つ
実際にスクワットをした経験のある方なら直ぐに理解していただけると思います。
- お尻を少し下げた位
- お尻の高さと膝が同じ高さ(太腿が床とほぼ平行)
- お尻がこれ以上降りない高さ(太腿とふくらはぎが付く)
上記に3つを楽な順番に並べると”1>2>3”となり、1が1番楽で3が1番キツいのは想像できますよね。
深さを簡単な順に並べると
では、上記の3つを簡単な順番で並べると、やはり”1>2>3”となり、1が1番簡単で、3番はそこまでしゃがむと立てない、後ろに転びそう、その前に膝が痛いなどの理由から、しゃがめない方もいるはずです。
お尻の高さが膝と同じ位(太腿が床と平行)をまずは基準に
トレーニングを始めたら、まずは2のお尻の高さと膝が同じ高さ(太腿が床とほぼ平行)を、器具などを使用せずに適切なフォームで実施できるようにすることを目標にしましょう。この深さが自分の体重でできるようになったら、そのまま回数を増やす、重量を扱うという方法で負荷を増やすという考えでOKです。
深さは最後の要素
出来るようになる過程で重要なのは、深さは最後の要素だということです。
腰や膝などに不要な負担がかかるフォームのまま、膝などの痛み違和感を無視して深さを優先するは間違いです。
少しでも違和感を感じた=フォームが適切ではない
少しでも体に違和感を感じた場合は無理に深く降りる練習を続けず、一旦中止しましょう。
できるようになるための方法は色々あるので、パーソナルトレーナーに相談することをお勧めします。
お尻が踵に付くくらい(太腿とふくらはぎが付く)は目的と人による
最初に書いたようにスクワットの深さを深くする分、適切なフォームで実施することが難しくなります。
ただ、深い方がより得られる効果もありますから、出来るようになるための労力が苦にならない方は出来るように頑張ればようと考えてOKです。
ただ、効果があると言ってもそれは適切なフォームで実施できている時に限ります。
忘れてはいけないのは、出来るようになる過程で大切なのは、深さは最後の要素だということです。
お尻を少し下げた位の深さはNG、ただし出来るようになる過程では当然あり
1のお尻を少し下げただけは、2や3が出来るようになる過程としてはあっても仕方がないです。
ただ、これを正解してやり続けるのは、トレーニングの考え方としてNGです。
ですから、どう頑張っても2の太腿が床と平行の深さで出来る気がしない場合は、一旦スクワットから離れることをお勧めします。できない理由となる部分を補う運動に取り組むなど、順を追って進める方が怪我のリスクも少なく、効率的にスクワットが出来るようになります。
まとめ:あなたが適切なフォームで出来る深さが大切
GlimSCでも2を基準として実施し、3の深さも個人に合わせて実施しています。
同じ方のトレーニングで先月は2の深さ、今月は3の深さという使い分けをすることもあります。
今回の記事で押さえてほしいことは、
- 太腿が床と平行が基準
- 違和感を感じないフォームが優先
- 少しお尻を落とすだけの深さはゴールとしての正解ではない
- 出来るようになる過程があることを忘れない
この4つです。
他の人のスクワットの深さを考える時には、その人がスクワットをしている背景が分からない限りそれ正解が間違いかは深さだけで判断するのはナンセンスです。
