慢性的な腰痛、肩こり、膝痛などの改善のために、なぜトレーニングが役立つのでしょうか?
筋力をつけたり、柔軟性を向上したり、体の能力的な部分を改善、向上させることで、体の問題を解決するというイメージを持たれている方が多いと思います。
実際に医師に相談した際にも”筋力をつけて”のような会話をしたことがあるのではないでしょうか?
確かにトレーニングによって体の能力を向上させることが改善のために必要なのは間違いありません。
でも、大切なことがもう1つありますよ。
日常生活の動作を改善する
筋力や柔軟性など、体の能力を向上させることと同時に大切なのが、日常生活での動作を改善することです。
というのも、体の違和感の要因が筋力などの不足の要素よりも適切ではない動作に起因することが少なくないからです。
- 体の能力を向上=車、パソコンなど機械の性能を上げる
- 日常生活の動作を改善=運転を改善する、作業手順を改善する
同じ能力でも使い方で変わる
丈夫な車や機械を使用しても、使う人が説明書通りに上手に使うのか、全く無視して乱暴に使うのかで故障する頻度、寿命は違ってきますよね?
人間の身体だって同じなのは容易にイメージができますよね?
トレーニングでも大切なのはフォーム=動作
トレーニングもフォームが大切だというのは知っていると思います。
これは言葉を変えると動作が大切と読み変えていただいて大丈夫です。
トレーニングで身につけた適切な動作を日常生活の動作に落とし込む
トレーニングは体の能力を向上させるために理想的な条件を作って実施します。
そのような条件で理想的な動きを覚え、筋力や柔軟性を向上させることができます。
日常生活の動作とつながっていることを気にしてみる
日常生活ではトレーニングの時ほど、理想的な条件をそろえることはできません。
同じ20kgでも大きな箱とバーベルでは、バーベルの方が持ちやすく扱いやすいですよね。
とはいえ、全く同じようにはできませんが大事な点は変わりありません。
そのような意識を頭の隅においておくことが必要です。
トレーニングで動作が身についてくると気がつけるようになる
トレーニングを続けることで、トレーニングでの動作が上手になってくると起きる変化があります。
それは日常生活の中で体に不要な負担をかけている不要な動作に、気がつけるようになってきます。痛みなどが出なくても、今の動作はあまり良くないのかも?といった具合です。
トレーニングで重量が扱えるようになるとさらに気がつきやすくなる
トレーニングで重量が扱えるようになるということは、重量を扱っても怪我をしないという体の動作が身についてきたということになります。筋力や柔軟性などの能力も向上しているということです。
日常生活とトレーニングを別物にしない
トレーニングは種目ごとに決まった動きを繰り返しますが、日常生活での動作は全く同じではありません。
ですが、別物と考えないことです。
例えば、スクワットの動きを日常の動作の言葉に置き換えると、立ったりしゃがんだりですよね。
でも椅子に座るという日常生活での動作は、椅子の高さが違ったり、スペースが違ったりで、適切に動くための場所で実施するスクワットと全く同じになることはないでしょう。それでも別物ではありません。
スクワットの時に気にしていることを、その時の環境でできる範囲で気にして座るということです。
意識しなくても気がつくようになるけれど
トレーニングの動作を日常生活に落とし込むということを、意識しなくてもトレーニングの段階が進と自然と気がつくようにはなります。それでも、最初からトレーニングは単純に筋力や柔軟性を向上させるだけのものではなく適切な動作を身につけるものであり、トレーニングと日常の動作は全くの別物ではなく、日常生活の動作の改善に繋げるという意識を持つと改善を早めることに役立つはずですよ。
