トレーニングや運動の種類にも「流行り・最新」のようなものがあります。
流行りと捉えるか、新ししいものととらえるのかは人によりますが、いずれにしても「流行り・最新」に人は関心をもつことには変わりがないと思います。
忘れる、もしくは世代が変わると新しいものに見える
私は絶対に過去のことは忘れないという方もいると思いますが、よほどその時に熱心に取り組んだ方でもない限り、10年も経つと「そんなことあったかな?・あったような気もする」となりますよね?
また10年以上経つと世代が入れ替わり、過去を知らないと以前からあるものを少し変えるだけで、新しいものとして流行ることがありますよね。
トレーニングでは”VBT”(速度を基準としたトレーニング)
トレーニングの方法では”VBT”(速度を基準としたトレーニング)でしょうか。
トレーニング中の動作の速度を測り、負荷の調整に用いるトレーニング方法があります。
多くのスポーツが速く動くことを要求されることもあり速度への関心は以前からありましたが、速度を簡易的に計測する機器などが手に入りやすくなったこともあってか、再び関心が高まっているようです。
運動の種類ではピラティス
運動の種類では、女性を中心に一般の方にも関心を持たれている、ピラティスでしょうか?
それなりの年齢の方はご存知かと思いますが、2008年前後にテニスの伊達公子さんが現役復帰をされた時に取り組まれていることが話題になりNHKの講座などもあったようです。
40代後半から50代の女性であれば、「再び流行っていると」と感じる方が多いかもしれませんが、30代以下の方には女性のしなやかな体を作るには、少し前から流行っている筋トレよりもこれからはピラティスのようなイメージで捉えている方もいるように思いますがどうでしょうか?
R35GT-R生産終了を車に雰囲気と流行りでとらえると
パーソナルジムのブログでいきなり「R35GT-R」と書かれても何のことかわかりませんよね?
日産の車、それもスポーツカーと言われるジャンルの車です。
この車が生産終了のニューズ、話題性があるから取り上げられたのか、日産がメディアを呼んだからかは分かりませんがその最後の模様が普通のTVなどのニュースの中でも流れていました。
ニュースの中では、日本メーカーのスポーツカーというジャンルの車の生産中止は日産に限らず、三菱のランサーエボリューションやスバルのWRXも含めてスポーツカーがなくなっていくということを伝えていました。(車が好きの中だと、走る車であるけれどスポーツカーという範囲にランサーEvoやWRXが入るのかという話はありますが)
スポーツカー、ガソリン車は時代遅れ?
車、特にスポーツカーというジャンルに興味のない方の車のイメージは
EV(電気自動車):これからの流行り(主流)、環境が大事
スポーツカー:時代遅れ、環境に悪そう
車にそれほど関心のない方や、2000年前後以降に生まれた方だとこのニュースをみると環境(主に温暖化)問題で車はEVや実用的な車が必要とされ、スポーツカーは時代の流れで消えていくのだという捉え方になると思いますがどうでしょうか?
実はこのような生産終了は3回目!
でも、日産のGT-Rが生産終了となるのは、スカイラインGT-Rの時代を含めるとこれが3回目です。
- 1回目:1973年
- 2回目:2002年
- 3回目:2025年(今回)
2000年前後の生まれの方にとっては初めてのことになりますが、3回とも、生産終了となる理由の1つで共通しているのは排気ガスや騒音など規制が関係しています。
つまり何度も規制、社会情勢などの変化で終了と復活を繰り返しているわけです。
(R35GT-R生産終了のニュースの数日後に、ホンダがプレリュードという車を復活させました)
振り返ることが情報を判断する時に役立つ
話をトレーニングに戻します。
トレーニングや運動を選ぶ際「新しい・流行っている」そのようにみえるものを考える時に、過去を振り返ると参考になるかと役に立ちます。
先ほどのVBTというトレーニングの方法もピラティスも新しいものではありません。
少しだけ調べれば誰でも分かることです。
”新しい”という装飾が外れると、その運動やトレーニングの内容を冷静に考えられるのではないでしょうか?
自分の体のために実施するトレーニングは、新しいかどうかではなく自分に適切なのかで考えたいですね。
EVも最新ではない!ポルシェのポルシェ博士が最初に作ったのは電気自動車
最後に余談ですが、EVも最新ではありません。
車好きの方なら知っているかと思いますが、ポルシェのポルシェ博士も最初に作ったのが電気自動車だったのは有名な話ですね。